『気づき』(NECTEREさんの動画より)
(画像はhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ecfe9a6a5bc10f7423c3f3e957db74e6f49efd06より)
前回の悟りの続きを書こうとしていたのですが、NECTEREさんがアニメやサブカルに関する動画を上げていましたので、今回はそれに関連する内容を書きたいと思います。
下記リンク先によると、千と千尋の神隠しのストーリーは『陰陽五行』が元になっているとのこと。
http://on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/cat108/post_321.html
五行思想については以下の記事に書いてあります。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/五行思想
五行とは、季節の変化を観察し、抽象化された5つの概念です。自然現象、政治、占い、医療などを説明します。
5つの概念は、それぞれ木・火・土・金・水と呼ばれています。この5つの名称は、曜日や太陽系の惑星にも用いられています。
内容を要約すると、季節が変わったり、王朝が栄えたり滅びたりするのは、下の図の黒い矢印のように五行が移り変わるためだということです。この流れを『相生』と言います。
千と千尋の神隠しのストーリーを改めて思い出してみると、引越し先に車で向かう千尋たち家族3人は、入口に大きな杉の木が生えているトンネルに入ります。
つまり、この物語のスタートは『木』です。
異世界に迷い込んだ千尋は、両親が豚に変えられたり、ハクと出会ったりしながら、湯婆婆が経営する湯屋で働くことになります。
釜爺がいる職場は、まさに『火』ですね。
ある日、湯屋に『オクサレサマ』が入浴に来ます。これは『土』を表します。
オクサレサマの入浴の世話をする千尋は、自転車のハンドルを見つけます。紐を結んで引くと、沢山のゴミが出てきます。
オクサレサマは河の神に姿を変え、飛び去ります。その後には金のかけらがたくさん落ちています。
そうです、『土』から『金』が生まれたのです。
その後、ハクが瀕死の重傷を負い、千尋は電車に乗り、湯婆婆の双子の姉である銭婆の元に向かいます。
電車の線路の両側には、どこまでも『水』が広がっています。
その後、両親を取り戻し、もとの世界に戻った千尋たちの車には木の葉が詰まっていた…つまり、もとの『木』に帰ってきた、ということです。
しかし、この物語にはもう一段深い設定があります。
上に書いた流れは『相生』といい、五行が順に生まれる陽の関係を表していますが、五行には『相剋』といい、相手を打ち滅ぼしていく陰の関係もあります。
もう一度相関図を見ると、中央に白抜きの矢印で書かれた五芒星があります。
相生を行うには、相剋の関係にある『金』を乗り越えないといけないのです。
ここで映画を思い出すと、たしかに千尋は金に打ち克っています。
皆さんお気づきのとおり、カオナシの話です。
カオナシが両手から溢れるほどの金を千尋に見せますが、千尋は拒否しています。
その瞬間、金は土に変わりました。
土は木によって滅ぼされる関係ですので、千尋は無事にもとの世界に戻ることができたというわけです。
なぜ、この話を書いたかというと、出口王仁三郎が素戔嗚(スサノオ )のことを『艮の金神(うしとらのこんじん)』と呼んでいるのが気になったからです。
https://books.google.co.jp/books?id=ZqcBYuQ8lrUC&pg=PT60&lpg=PT60&dq=大本教+陰陽五行&source=bl&ots=CZZZ0ghfrm&sig=ACfU3U3AsdRmk5JJZt1TmgSyQYstZD-09g&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiphO3y9rDqAhWLGKYKHcicCagQ6AEwAHoECAUQAQ#v=onepage&q=大本教%20陰陽五行&f=false
『陰陽五行の金の属性にちなんで陰陽道が生み出した独自の神』と書かれていますが、では『金の属性』とはなんでしょうか。
改めてWikipediaを見ると、方角は西で、星は金星と書かれてありました。
金星はルシファー 、サタンですね。
そういえばカオナシもサタンだと暴かれていました。
こうしてみると、金の属性とは、『西』の方角で『金星(サタン)』を表すようです。
さて、中国神話では前述の五行は方角にもあてはめられ、それぞれに色がつけられました。
https://information-station.xyz/9299.html
中央の『土』に帝が君臨し、東に青色(古代中国では青は緑色でしたが)の『木』、南に赤色の『火』、西に白色の『金』、北に黒色の『水』をそれぞれ配置しました。
ちなみにこの関係は、日本の相撲にも見られます。
テレビ中継の最後に屋根が映されますが、その四隅に下がっている房の色がそれぞれ緑、赤、白、黒なのです。
https://jban.club/陰陽五行/post-3616/
屋根の下、中央には『土』俵がありますね。
この位置関係を、実際の世界地図に当てはめると下の図のようになります。
http://on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/cat108/post_323.html
つまり、『金』は中国の西=中東地方なのです。広くいえばエルサレムも入ります。
エルサレムにいるサタンといえば、聖書に多く出てくるのはバアルです。
このバアルは素戔嗚と同じだということがRAPTブログで暴かれています。
Wikipediaによると、出口王仁三郎はエルサレムを目指しています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/出口王仁三郎
これは、エルサレムに行ってバアルに関することを何かしようとしていたのかもしれません。しかし、失敗に終わりました。
ここまで読まれて、根本的な疑問が浮かぶと思います。
金神がバアルだとすると方角は艮(北東)なのに、金は西を表します。
これはどういうことでしょうか。実は、答えは前述の金神に関する資料に書いてありました。
金神は遊行するそうで、その金神が『艮の方角に来たときに最大凶になる』…つまり、悪の力が最大になるようです。
『艮の金神』とは、『遊行した金神(バアル)が北東の位置にいる』ことを表しています。
満洲といえば、出口王仁三郎の布教と前後して日本軍はユダヤ人を満洲に移住させる、いわゆる『河豚計画』を遂行していました。
ユダヤ人が移住するということは、悪なるユダヤ人が密かに信仰していたバアルも移住するということです。
この満洲国の位置を地図で確認すると…そうです、中国から見て艮の方角にあるのです。
出口王仁三郎は『金神』を『北東』におき、バアルの力を最大限に高めようとしていたのは間違いありません。
この大本教のあやまった思想が、現代の日本では常識とされ、人々を間違った方向に導いています。
http://kawata2018.com/2020-05-27/
たくさんの方が真実を知り、サタンの支配から逃れ、神様のもとに集い、救われることを願っています。
真実を知るには、まずRAPTブログを過去記事からお読みください。
有料記事(一か月800円)もオススメします。
http://rapt-neo.com/?page_id=30947
最後までお読みいただき、ありがとうございました。