フォロー記事『フラットアースについて その6』

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(いつものポイントで撮影した写真です)

前回の記事『フラットアースについて その5』に掲載した写真を撮影したのが5月18日、記事を投稿したのは5月19日午前0時過ぎでした。

その日の夕方、仕事が早く上がったので、再び撮影ポイントへ。

18日ほどではありませんでしたが、やはりケムがかかっていました。

それでも粘って撮影し、帰宅して確認すると、ちょっと気になる写真がありました。

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撮影ポイントの西側、五島列島方面の海を撮影した写真です。灰色一色に見えますが、よく見ると水平線の上に山のような影があるようです。

画質を調整してみました。
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陸地のようにも見えますが、ひょっとすると水平線近くに垂れ込めた雲かも知れません。

この写真では判別できませんでしたので、気象条件のいい日に改めて撮影することにしました。

20日長崎市は時折激しい雨が降り、風も強く吹く大荒れの天気でした。

しかし、ケムの効果も尽きたのか、21日は晴れました。空気も澄んでいて、いつもより見晴らしが良くなりました。

たまった仕事には目もくれず、早めに撮影ポイントに向かいました。

いつもは夕暮れ時に行くのですが、早い時間帯の方が日も高く、明るいので景色がよく見えるだろうという作戦です。

カメラのズームを最大にしてファインダーを覗くと、前回撮影した島影のようなものが確かに見えます。陸地に間違いないようです。

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そこで、カメラを西の方角から北の方角へ、体を時計回りに回転させながら撮影を続けました。

すると、西北西の方角に、塔のような人工の建造物が複数あるのが見つかりました。

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ニコンCOOLPIX P950は、レンズ鏡筒左側にマニュアル撮影時のピント合わせ用ダイヤルがついています。

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その機能を使い、マニュアル撮影に切り替えてピントを追い込んでみました。

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画質を調整します。
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これは…風車のようです。しかも4基。等間隔ではなく、一番右側の1基は少し離れたところに建っています。

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帰宅してGoogle Mapで調べると、撮影した方角に『新上五島ホエールズウインドシステム』という風力発電所があることがわかりました。

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撮影ポイントからだいたい70kmぐらい離れています。Google Mapの拡大機能を使い、付近の様子を見てみました。

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風車が4基建っているのが分かります。しかも、右上の1基は少し離れています。

私が撮影したのはこの風車で間違いないようです。

さて、以前のブログ『フラットアースについて』にも書きましたが、地球が丸いのなら、見える距離には限りがあります。

https://jigemon2019.hatenablog.com/entry/2021/01/24/184935

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https://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chikyunokatachi-01.htm

上記の計算式に当てはめると、観測ポイントから撮影できるのはだいたい34kmまでです。

しかし、今回撮影した風車は撮影ポイントから70kmぐらい離れています。

理論値の2倍以上遠くのものが撮影できる…ということは、理論そのものが間違っているということです。

つまり、『地球は球体ではない』のです。少なくとも理論で示された曲率ではありません。

しかし、曲率が違うということは、地球の直径の大きさから違うことになります。

仮に、上の図で示されたxを70km、hを91mとして計算すると、地球の直径は26,923kmになります。現在の倍以上ですね。

そうなると、太陽や月の大きさも変わってきます。

また、サイズが大きくなると、当然重力も大きくなるはずです。

地球が倍以上のサイズになっても重力の大きさは現行のままで変わらないとなると、『地球の密度を詳しく測定したら、今言われている値の半分以下だった』とでも言い訳をするのでしょうか。

Wikipediaによると、現在の地球の密度は5.514g/㎤です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/地球

密度を半分以下にするのなら、2.7g/㎤ぐらいになりますか。

ちなみに、地表の岩石の平均密度も2.7g/㎤ぐらいです。

http://www.cm.nitech.ac.jp/cho/earth_science/Lesson-05.pdf

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地球の密度が地表の岩石の密度と変わらないのなら『地球の中心に重い物質があり、万物はそれに引き寄せられている』という、地球の重力の存在も疑わしくなります。

このように、曲率が違うだけで、これまで信じられてきた常識がことごとく覆されてしまうのです。

ここまで書いてきて、突然エラトステネス(紀元前275年〜紀元前194年)のことを思い出しました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エラトステネス

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世界で最初に地球の大きさを測定したとされる人です。

彼は図書館で学ぶうちに、シエネでは夏至の日に南中高度が90度になる(井戸の底に太陽光が届く)ことを知りました。

彼が住んでいたアレクサンドリアでは、夏至の日の南中高度が90度にはなりません。

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彼は、地球が球体だと考え、夏至の日のアレクサンドリアの南中高度(上の図のφ)と、シエネとアレクサンドリアの距離(上の図のδ)を測れば地球の大きさを測定できると考えたそうです。

ここに大きなヒントがありました。

エラトステネスは、太陽はとても遠くにあるので、地球に注ぐ光は平行光だと考えました。

平行な光だから、球形の地球に光があたると観測値によっては南中高度に差が出るとしたのです。

しかし、Twitterにも書きましたが、雲の間に沈む太陽が確認されています。つまり、遠くにあるわけではないのです。

https://twitter.com/dbwisvhvvou9iua/status/1394644900134768646?s=21

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図に表すとこんな感じでしょうか。

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夏至の日の太陽はシエネの真上に位置するため、南中高度が90度になります。

しかし、太陽は近くにあり、しかも点光源ですので、アレクサンドリアから見た太陽の南中高度は90度にはならないのです。

エラトステネスによると、夏至の日のアレクサンドリアの南中高度は82.8度。その差は7.2度です。

パソコンのペイントソフトを使って図に表すとこんな感じです。

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シエネとは、現在のアスワン(エジプト南部の都市)のことです。問題の井戸はナイル川のエレファンティン島にあるそうで、その島からアレクサンドリアまでの距離は842kmほどです。

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分度器の図から、南中高度90度のシエネの位置を0とすると、7.2度ずれたアレクサンドリアまではペイントのドット数で67ドットずれています。

一方、シエネから垂直に線を伸ばしていき、7.2度ずれたアレクサンドリアから伸ばした線との交点が524ドット。

中学校で学ぶ数学の内容になりますが、分度器の0から67ドットの距離は、シエネからアレクサンドリアまでの距離(842km)に相当します。

そうすると、524ドットはシエネから太陽までの距離に相当するのです。

式を作ると、

67:524=842:x  となります。

内項の積と外項の積は等しいので、

67x=524×842

x=524×842÷67

x=6585.194

地球から太陽までの距離は、6585kmほど離れている計算になります。

地球の半径が6356kmらしいですので、ほぼそれと同じぐらいの距離ですか。

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そうなると、『太陽の大きさは地球の109倍』という説も嘘ということになります。

先ほどの計算を応用すれば、太陽の大きさが求められます。

Wikipediaによると、地球と太陽の距離がおよそ1億5千万km、太陽の直径が139万2千kmとなっています。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/太陽

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この数字をもとに数式を立てると、

150000000:1392000=6356:x(太陽の直径)

となります。

桁が大きいので、左辺側の0を減らして見やすくすると、

150000:1392=6356:x

150000x=1392×6356

150000x=8847552

x=58.98368

となり、直径59kmほどの大きさになります。

さらに調べていくと、こういった計算をしたのは私だけではありませんでした。

古代ギリシアのアナクサゴラス(紀元前500年頃〜428年頃)という人が、地球と太陽の距離と太陽の大きさをそれぞれ算出しています。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/太陽

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アナクサゴラスの計算結果と私の計算結果を比べると、とても近いのがおわかりいただけると思います。

アナクサゴラスはシエネとアレクサンドリアで太陽を測定したと書かれていますので、前述のエラトステネスが学んだ内容は、ひょっとするとアナクサゴラスが残した書物だったかも知れません。

アナクサゴラスはフラットアーサーであり、自らの観測と計算の結果をもとに『太陽は熱く焼けた石である』と述べました。

そのことが古代ギリシアの神(実際は悪魔ですが)アポロンを侮辱しているとされ、不敬罪に問われてアテネを去ったそうです。

アナクサゴラスは当時、大変尊敬されていた自然哲学者だったようです。

『知識の探究のためには財産も名誉も不要』として自ら放棄したという逸話が残っています。

そんなアナクサゴラスにとって不敬罪に問われることは、自ら行った観察や計算の結果を否定されるだけでなく、当時の最高峰の知識が集うアテネから去らなければならなかったわけですので、心にどれだけ大きな傷を負ったことでしょうか。

彼はアテネを去った6年後、失意のうちにトローアスのランプサコスでその生涯を閉じました。

いつの時代も悪魔は真実をねじ曲げたり、人々に伝わらないように仕向けてきたりします。

私たちはそんな悪魔の悪巧みに屈することなく、真実を求めていきたいですね。それが私たちの救いにも繋がると思います。

ちなみに、日食が起こることからわかるとおり、月は太陽よりさらに地球の近くにあります。

下の画像は、私がCOOLPIX P950で撮影した月の写真です。クレーターなどがこんなにハッキリ写っているのに『月は地球から38万kmも遠くにある』とされています。そんなことはありません。

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現に、雲の間に沈む月も撮影されています。

https://www.instagram.com/p/COKsqWiBBPA/?utm_medium=copy_link

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KAGAYA氏撮影)

ちなみに私が撮影した月の写真の上部、地球で言えば北極のあたりに大きなクレーターがあります。

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その名前は、なんと『アナクサゴラス』だそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。