フォロー記事『富士山が人工ピラミッドである根拠と証拠。【VOL.4】』について

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(画像はhttps://olive2020.com/fuji-pyramid/より)

Yu2-Proofさんが興味深い記事を書いていらっしゃいました。

https://twitter.com/ydfk7bvcaw1o/status/1363810946452398080?s=21

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記事の中で、富士山が『嘘を付く火山』で『人工ピラミッド』だと言及なさっていましたので、勝手ながら私の方からもフォロー記事を書かせていただきます。

私が特に興味を持ったのは、富士山のマグマが玄武岩だということです。

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私の地元、長崎県には雲仙普賢岳があります。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/雲仙岳

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雲仙普賢岳は30年ほど前に噴火しましたが、地下のマグマは火口から溶岩となって流れ落ちず、火口付近に『溶岩ドーム』を形成しました。そのドームが、地下から新たに供給されたマグマによってさらに成長して、自重によって崩壊して『火砕流』という現象が起きました。

なぜ、このような現象が起きたのでしょうか。

原因はマグマに含まれる『鉱物』です。

雲仙普賢岳のマグマの主な成分はデイサイトです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/デイサイト

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上の表で、赤い枠で囲んだ岩石がデイサイトになります。

デイサイトにはセキエイ(石英)という鉱物が多く含まれています。

マグマの中にセキエイの成分が多くなると、マグマは粘り気を増すのです。

雲仙普賢岳の火口から溶岩が流れ落ちなかったのは、マグマの粘り気が強いために山頂付近で固まってしまったためです。

また、上の表をもう一度よく見てください。

マグマに含まれる鉱物は大きく分けて2種類あります。

色が白っぽい『無色鉱物(白色鉱物)』と、色が黒っぽい『有色鉱物』です。

デイサイトは無色鉱物が多く含まれていますので、溶岩の色が白っぽくなります。

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雲仙普賢岳の山肌が白っぽく、山の斜面が急なのは、デイサイトでできた火山だからです。

それに対して、富士山のように玄武岩質のマグマでできた火山はどうでしょうか。

玄武岩は色が黒っぽい岩石です。これは、無色鉱物が少ないということです。

先述の表を見ても、玄武岩にはセキエイが全く含まれていません。

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セキエイが含まれていないマグマが噴火したらどうなるのでしょうか。

日本では三原山あたりがそれに該当しますが、一番有名なのはキラウエアやマウナロアなどのハワイの火山です。

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キラウエア山の溶岩がさらさらと流れる様子をテレビなどで見たことがある人も多いかと思います。冷えた溶岩の色も黒いですね。

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https://youtu.be/GjWTR3ZZotc

また、火山の形は西洋の騎士が持っている盾を伏せたような、なだらかな形状になります。

マグマに粘り気がないために、傾斜がとても緩やかになるのです。

https://alohakumax.com/big-island/mauna-loa/

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つまり、玄武岩質のマグマで富士山のような円錐形の火山が自然にできることは考えられないのです。これも人工物だという証拠になると思います。

ただ、玄武岩は硬い岩石ですので、お城の石垣などに使われています。

https://shashin-haiku.blog/archives/photo/秋深し政宗の夢玄武岩

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それこそ人工ピラミッドの材料としては最適かも知れませんね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。