そして、今がある。(その3)

前回のブログに書いた『長崎が関係する記事』とは、下記リンクの『悪魔のバフォメットと長崎の平和祈念像アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントン像とが同じポーズをしている理由。』です。

http://rapt-neo.com/?p=22840

平和祈念像を、文字どおり『平和の象徴』と考えている長崎人は多いと思います。それが悪魔と同じポーズとは、にわかに信じられない内容でしたが、子どもの頃に平和公園に行って祈念像を見たときに、『あれ?どうして?』と思ったことがありました。 

 

民間の建造物の場合は、どの向きに建てるかはそこまで意に介さないと思います。せいぜい、『日当たりがよい南向きに建てたい』ぐらいでしょうか。それも、立地条件や周りの家屋との兼ね合いがありますので、何が何でも押し通すことは滅多にないと思います。

しかし、宗教的な建造物となると話は別のようで、建物の向きにはかなりのこだわりがあります。例えば神社などで、神体に鏡を用いている場合、私が知る限りでは、どんな小さな祠や社でも、鏡が真南を向くように設置されています。

また、長崎には世界遺産となった、国宝の大浦天主堂があります。この大浦天主堂の正式名称は『日本二十六聖殉教者天主堂』であり、名前のとおり二十六聖人が殉教した西坂の丘の方を向いて建っています。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本二十六聖人

このことを踏まえると、平和祈念像は爆心地の方を向いて黙祷を捧げているのが当たり前と思われますが、その向きは爆心地ではなく、全く別の方を向いていました。

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この平和祈念像の向きがきっかけとなり、私は長崎の行政の中心にも悪魔崇拝者がいることを確信するに至ったのです。(続く)