『証』(長崎に残る日本の神話の痕跡)
久しぶりの投稿です。
壱岐は、同じく長崎県の対馬と並び、古墳時代から大陸と日本を結ぶ重要な拠点となった島です。
当時は今よりも人口が多く、とても栄えていたようです。
1周200kmほどの島ですが、祠を含めると約1000の神社があるそうです。
その中でも由緒正しいとされているのが『月讀(つくよみ)神社』。
『ツクヨミ』は、『アマテラス』や『スサノオ』と並んで、『三貴神』と言われています。
しかし、古事記や日本書紀には、ツクヨミの記載はほとんどありません。
ラプトブログでは『ツクヨミ』は『月派』の神(実際は悪魔ですが)だとされています。
ツクヨミを祀ってある神社の数は、アマテラスやスサノオに比べてとても少ないです。
その大元が、壱岐の月讀神社らしく、京都の月読神社は、壱岐の分祀だそうです。
日本にある神社は、意図的に配置されている場合が多いことが、ラプトブログで紹介されています。
そこで、壱岐と京都の月読神社を線で結んでみたところ、その延長線上にもう一つの月読神社が茨城県にありました。
さらに、福岡県の久留米市と、愛知県にある月読神社を線で結ぶと、2本の線がきれいに平行になっていたのです。
その2本の線の間には、東京・名古屋・大阪が入り、さらに、神話上重要な淡路島の石上神社、そして古事記で『値嘉(ちか)の島』と称された平戸島や小値賀島が繋がります。
これもレイラインだと見ていいと思います。
何らかの結界のようなものを形成していたのでしょうか。もう少し調べてみたいと思います。