『証』(神様はすぐそばにいらっしゃいます その2)

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前回の証にも書きましたが、人の心は移ろいやすいものです。

食べ物の嗜好も変わりますし、人間関係も変わっていきます。

好きなアイドルがコロコロ変わるという人もいるようです。

 

他人に頼る人生を送っていると、仮に今はうまくいっていても、それが一生続くとは限りません。

相手の心変わりに遭い、頼りにしていたのに裏切られることがあるかも知れません。

 

他人に頼る人は、常に漠然とした不安を感じながら生きていると思います。

では、どのようにすれば心安らかな人生を送ることができるのでしょうか。

私は、人間ではなく、神様にお縋りし、頼るようにしています。

 

以前の証にも書きましたが、2年前の10月、私は自らの高慢さによってラプトさんに失礼なメールを送ってしまい、神様を怒らせてしまいました。

その後、必死で悔い改めた結果、11月11日に大きな恵みをいただくことができました。

その体験をとおして、私は神様が永遠の愛で人間を愛してくださっていることを悟りました。

 

ただし、神様の世界はギブアンドテイクです。自分が愛されたのなら、同じように愛を返すのが当たり前です。

それが『愛を成す』ということでしょう。神様と相思相愛の関係になれることは、まさしく奇跡です。

 

私が心がけたのは、賛美・祈り・御言葉・伝道という四本の柱を毎日立てることでした。

しかし、このうち伝道は本当に難しく、なかなか実践できずにいましたので、他の三つを毎日取り組みました。

帰宅して自分の部屋にこもり、賛美歌を歌い、聖書を通読し、一日の終わりに祈りを捧げる…そんな毎日を送りました。

妻は、そんな私の生活の変化に戸惑いながらも、11月11日に一緒に行動し、この日が特別な日だったということは理解していたので、特に口出しをすることもなかったです。

年末からは週に一度の断食祈りも始めました。

 

そうしているうちに、私の周囲に変化が訪れました。

私の職業は、幅広い年齢層の方々を相手にするサービス業ですが、以前は、周りの人たちからなんとなく敬遠されている感じがずっとしていました。

それが、自分の生活が変わってから、周りの人たちから声をかけられたり、楽しく談笑したり、相談を持ちかけられたりすることがとても多くなりました。

 

原因を考えたのですが、やはり自分自身に余裕ができたことではないかと思います。

自分で言うのも何ですが、以前に比べて頭脳の回転がとても速くなりました。

仕事も、以前は業務に追われていて、自分のことで精一杯でしたが、先を見通して段取りを組めるようになり、周りに声かけやアドバイスをすることができるようになりました。

 

また、仕事の空き時間ができたら神様に感謝の祈りを捧げることを心がけました。

その結果、神様に守られているという感覚を抱けるようになり、毎日を心穏やかに過ごせたことが、前述の変化に繋がったと思います。

 

同時に感じたのが、同年代の同僚たちは混沌の中で生きているということです。

仕事ぶりを見ていても、日常の会話を聞いていても、同じようなミスを連発したり、すぐ直前の自分の発言を覚えていなかったり、会話の中に『あれ』『それ』といった代名詞がとても多くて意味がわからなかったりと、脳が働いていないと思われる人の何と多いことか。

アルコールやパチンコといった、この世の快楽・享楽に溺れるとこうなるということを具体的に悟ることができました。

中にはサタン的な波長を飛ばしてくる上司もいます。側にいるだけでこちらの波長も悪くなる感じがします。

そういう人たちとの接触を上手に避けつつ、特に若い人たちに接点をもち、声かけをしたり、アドバイスをしたり、悩みを聞いてあげたりしています。

 

いろいろな意見があると思いますが、今の若い人たちは、自分の若い頃に比べると本当にしっかりしていると思います。

自分の人生について真面目に考えていたり、生き方についての悩みを持っていたり…。私の若い頃はバブル期でしたので、『就職さえすればどうにかなる』といった考えしかありませんでした。恥ずかしい限りです。

そんな若い人たちに、機会を見てラプトブログを紹介したいと思っています。そこから御言葉を聞き、救いの道に入る人がたくさん出てくるように導きたいと思っています。

 

そして今、取り組んでいるのが賛美歌を作ることです。

歌は好きでしたが、生まれつきの音痴でした。恥ずかしい話ですが、高校時代の音楽の成績は5段階評価の『2』。私の通っていた高校は、成績に『1』がついたら落第でしたので、一番底辺にいたのだと思います。

それでも続けていくと、何らかの向上はするようで、人並みに歌えるようにはなりました。

 

御言葉を聞くようになってからは、通勤時や家にいる時間、ふと浮かんだメロディーをスマホのボイスメモに録音するようにしてきました。

その中で心に残ったメロディーを楽譜に起こし、コードをつけてハーモニーを考え、自分で歌って録音して…という作業を進めています。曲を制作するペースが遅いのですが、それでも作業をしているときはとても楽しく、時間を忘れてしまいます。

 

今の目標は、『聖霊様の香りを感じられる賛美歌を作ること』です。大それた目標ですが、聞いた人に神様や聖霊様を感じてもらえたら、伝道も進むと考えています。

そのためには、自分自身が聖霊様に満たされていなければなりません。録音する前に聖書を読んだり、祈りを捧げたりしていますが、なかなか思い通りにいかないものです。

でも、以前も書きましたが、あきらめて途中でやめてしまっては元も子もありません。

最近は仕事も忙しく、時間を奪われてばかりですが、このような恵まれた環境と、必要な機材を与えてくださった神様のお計らいに感謝し、いつかそういう演奏ができるよう、努力を重ねていきたいと思います。