『証』(11月11日は祝祭の日です)
毎年11月11日は、神様が私たちに祝祭の日として定められた日です。
この日は、普段行かないところに行き、普段食べないものを食べてお祝いするようにという御言葉をいただいています。
私は、一昨年は熊本・大分で、昨年は地元長崎で、それぞれ恵み深い一日を過ごさせていただきました。
今年の11月11日はどうしたのかというと、実は海外で過ごさせていただきました。
加入しているサークルでちょっとしたイベントがあり、それに参加することになりました。
平日でしたが、幸い、職場の許可もいただくことができました。神様のお計らいに感謝しています。
11月10日の移動日に、同席したサークルの仲間との雑談の中で『忙しいから後回しにするというのは、結局何もしないことの言い訳にしか過ぎない』というお話をいただきました。
確かにその通りです。日々、仕事に追われていますが、忙しいからと言って神様の仕事をおろそかにしていると、結局、神様の御心を成すことができずに終わってしまいます。
常に神様に意識を向けながら、日々感謝の心を持って行動しなければいけないと悟ることができました。
当日は朝から美味しい食事をいただきました。それから世界遺産を巡り、地元の方々と交流する時間を少し持つことができました。以前から願っていたことが叶い、嬉しい限りです。
しかし、良い面ばかりではありません。
この国にはカジノがあり、日々莫大な利益を上げています。
その一方で家賃がとても高く、庶民は苦しい生活を送っている様子が伺えました。
平日の昼間から賭け事に耽る人たちのすぐ横で、安い賃金であくせく働いている人たちがいるのです。
こういう不条理が起こるのはサタンのせいです。この日は霊的なサタン、肉的なサタンの滅びをいつもより強く祈りました。
また、この国にある世界遺産もイエズス会がらみのものが多かったです。ここでもサタンの支配が続いている印象を受けました。
今回の旅行では恵みに満たされた部分もたくさんありましたが、それ以上に世界の現状をこの目で見て知ることができたことの方が大きかったです。
印象に残っているのは、カジノで遊興に耽る人たちの死んだ目と、あくせく働いている人たちの無表情です。
こういった、喜びも救いもないような世界を変えていかなければならないと、気持ちを新たにすることができました。
帰国後、職場に顔を出してお土産を配りました。その際、私の職場に研修に来ているイギリス人男性と少し話をする機会がありました。
彼はとても勉強熱心で、日本語を早く覚えたいと毎日努力をしています。
その彼から『何でも情熱をもってやらないとダメ』という話をいただきました。
私はそのとき、『これは神様が私を叱咤激励してくださっているのだ』と直感しました。
旅行の疲れもあって、慢心に陥りがちだった私の心と行動を戒めてくださっているのだと感じました。
今日の祈りで深く悔い改め、また努力を続けていこうと思います。